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自分の夢、家族の夢をかなえるために、これからの人生と必要なお金を考えよう

更新日:2021年10月29日

執筆者:坂本 綾子
日本FP協会認定CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士
著書「今さら聞けないお金の超基本」など

あなたは、どのタイプ?

あなたは計画的なタイプですか?
それとも、臨機応変に対応するタイプですか?


どちらの人にも、ぜひ作って欲しいのがライフプランです。
これからの人生で、いつ頃、どんなことを実現したいか、計画を立てるのがライフプラン。
そして、計画を実現するにはお金が必要なので、どれくらいのお金がかかりそうかについても考えます。


ふだんの生活が計画的な人は、仕事や勉強、旅行の計画は立てたことがあるけど、これからの長い人生となると…、
いったい何をどう計画したらいいのか、意外と難しいなあと悩んでしまうかもしれません。


臨機応変に対応すると言えば聞こえはいいけれど、実際には行き当たりばったりになりがちなタイプの人は、計画を立てたところで計画通りになんて行かないことの方が多いんだからと、ライフプランを立てることにあまり乗り気になれないかもしれません。


でも実は、なるべく若いうちにライフプランを立てておくことが、自分がこうありたいと思う人生に近づく早道なのです。
家族がいる人なら自分だけではなく家族にとっても希望する暮らしを実現できる可能性が高くなります。
なぜかというと、ライフプランを立てることで、これから必要になるお金を予測して準備を始められるからです。


人生で使うお金は、大きく2つ

人生で使うお金は、大きく2つに分けられます。
日々の生活費と、不定期に必要になる大きな支出です。
日々の生活費は、毎月どれくらい使っているか、皆さんおおよそ見当が付くでしょう。
今月は外食が多くて使いすぎてしまった、来月は引き締めようなどと、それぞれ収支を管理していると思います。


不定期に必要になる大きな支出は、例えば、旅行に行く、奮発して性能のいい家電を買う、体調を崩して入院費が必要になったなど。
ボーナスを利用したり、手持ちのお金をやりくりしたりして捻出していることでしょう。
ここまでの範囲なら、わざわざライフプランを立てなくても、なんとか対応できそうです。
しかしもっと大きな金額で、時間をかけて準備したい支出が人生にはあるのです。


子どもの教育資金、住宅資金、老後資金です。


子どもの教育資金は、公立か私立か、大学まで進学するか、何を学ぶかなどにより、かなりの幅があります。
ただし、教育費については調査データがあり、どんな進路ならどれくらいかかるかの目安を知ることができます。
目安をもとに可能な限り貯めておきたいものです。


住宅資金は、購入する住宅の場所と、戸建かマンションか、新築か中古かなど住宅の種類により、やはり幅があります。
購入時には諸経費がかかりますし、無理のない住宅ローンを組むためには一定額の頭金を貯めておきたいものです。
頭金の目安は物件価格の最低でも1割、可能なら2~3割。
物件価格が自分の収入に対して適切かをしっかり検討することが重要です。


老後資金は、どれくらいかかるかを予想するのがもっとも難しい資金です。
特に若い人ほど、将来の公的年金受取額が不確定で、何歳まで生きるかも人により異なるからです。
とはいえ、こちらも若いうちから少しずつ準備し、老後が近くなる50代に入ったら具体的な目標金額を決めて貯めていきたいところです。


人生の三大資金とも呼ばれる、教育資金、住宅資金、老後資金の貯める際の目安をまとめると次の通りです。

教育資金義務教育である小・中学校までは日々の生活費からまかないたい。貯めておきたいのは、私立高校、大学、専門学校の 授業料など。私立高校、大学、専門学校の授業料などは、年間数十万から200万円程度。国立大学に進学した場合は、4年間で250万円程度。
住宅資金頭金と諸経費として、買いたい住宅の価格の1割〜3割を貯めておきたい。3,000万円の住宅なら300万円〜900万円。毎月の住宅ローン の返済額が家計を圧迫しないかも要確認。
老後資金会社員は、勤務先の退職金制度を確認。50歳以上になれば公的年金の見込み額を「ねんきん定期便」で確認できるようになる。 現役時代を充実して過ごすことが優先だが、小額でもいいので、「つみたてNISA」や「iDeCo」(個人型確定拠出年金)等の口座を 使って早い時期から準備をしたい。

ライフプランは、1年ごとに家族の年齢を書き込み、その年に起きるイベントや実現したいこと、その予算を書き込みます。
具体的に金額がわからないものは、これくらいかなという概算でOK。以下はライフプランの例です。

ライフプランの例

マス目がピンクのところは大きなお金がかかる年

ライフプランを立てるメリットは、大きなお金が必要になる時期を見える化できること。
今から何年後にいくら必要かがわかれば、逆算して、毎月どれくらい貯金に回せばいいかが計算できます。


上記は家族のライフプランの例ですが、子どもを持たないなら、子どもの教育費がかからない分を趣味の費用に充てたり住宅の予算を上げたりすることができます。
実家を継ぐ予定なので住宅資金が不要なら、それに合わせたライフプランを立てます。
ライフプランは自分や自分の家族の希望を確認して、それを実現するためのものなのです。


実際には、国立大学に進学することを目標にしていたけれど私立になったなど予定とは違ってしまうこともたくさん出てくるでしょう。 結婚しない、子どもは持たないつもりだった人が、アラフォーで思いがけず結婚したり、出産したりするケースもあるでしょう。
自分や家族の気持ちや考えも、今と3年後では違っているかもしれません。その時には、修正すればいいのです。


ライフプランは、一度立てたら終わりではなく、現実に合わせて修正していくことで、活きたライフプランになります。
もとになる計画があるからこそ修正ができて、適切な判断が可能になります。
計画的に、なおかつ臨機応変にといったところでしょうか。


このライフプランを、さらに詳細に毎年の収入と支出、貯蓄残高などの推移も含めてシミュレーションすることもできます。 これからのライフプランについて、ぜひ考えてみてください。


坂本 綾子

坂本 綾子
ファイナンシャルプランナー
(日本FP協会認定CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

熊本県生まれ。明治大学卒業。マネー記者として22年間、女性誌などで家計管理や保険、投資、住宅購入、相続などお金の記事を取材・執筆。2010年にファイナンシャルプランナー坂本綾子事務所を設立。自治体の消費生活センターでの市民向けお金のセミナー講師や、家計相談にも対応している。著書に「今さら聞けないお金の超基本」朝日新聞出版、「まだ間に合う!50歳からのお金の基本」エムディエヌコーポレーションなど。

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