長野ろうきん長野県労働金庫 金融機関コード:2966

リスクについて

【リスク】って何ですか?

投資の世界での【リスク】とは、『危険』とか、『損失』という意味ではありません。
期待している収益に対し、実際の収益がどれだけ変動する可能性があるかを表すものです。 リスクが大きい投資信託は、収益が大きく変動する可能性が高いので、リスクが小さい投資信託よりも大きなリターンが期待できる反面、期待した収益が得られないことや、大きな損失を被り、元本割れとなる可能性も高くなります。

様々なリスクとリスクの軽減方法

投資信託の価格(基準価額)が変動する主なリスク(要因)

価格変動リスク 投資信託は値動きのある資産(株式・債券・不動産等)に投資するので、運用の成果によって基準価額が変動し、投資元本を割り込むこともあります。一般に株価は発行企業の業績や政治・経済情勢、市場の需給等を反映して変動し、債券の価格は金利水準の変化に応じて変動します。不動産の価格は景気や市場の需給、金利動向等の影響を受けます。
金利変動リスク 債券の価格は金利水準の変化に応じて変動し、一般に金利が上昇すると価格が下落し、金利が低下すると価格が上昇します。
信用リスク 株式の発行体が破たんして株式の価値がなくなったり、債券の発行体の財務状況が悪化して利子や償還金の支払が滞ったりし、それによって債券価格が下落、または価値がなくなったりすることです。債務超過などによって上場廃止となる場合も、一般に、価格が大きく下落します。
なお、外国証券等に投資した場合、投資国の政治・経済情勢の悪化などを背景に市場に混乱が生じ、市場の価格が下落してしまうカントリーリスクが生じることもあります。
為替変動リスク 外貨建て資産に投資をする投資信託は、一般に申し込み時よりも円高になると為替差損、円安になると為替差益が生じます。為替相場はその国の政治・経済情勢、通貨規制、資本規制等の影響を受けて変動します。なお、為替変動リスク回避のため為替ヘッジを行うと、円金利がヘッジ対象通貨の金利よりも低い場合、当該通貨と円の金利差相当分のヘッジコストがかかります。
流動性リスク 市場規模が小さく、取引量が少ない資産を売却しようとした場合、期待される価格よりも安い価格でしか売れない、または購入しようとした場合、高い価格でしか買えないことがあります。

リスクを小さくするポイントは2つ!

リスクを小さくするためには、分散投資と長期投資が有効とされています。
※これらの方法を取った場合、必ずリスクが低減できるというわけではありません。

《分散投資》

【資産の分散】 値動きの異なる資産を組み合わせて投資することで、ある資産の値下がりによる損失を、別の資産の値上がりによる利益でカバーすることが期待でき、結果として全体の収益を安定化させる効果があります。
【時間の分散】 一度にまとめて投資するよりも、投資するタイミングを細かく分けて少しずつ投資することで、高い価格のときに一度に投資してしまうリスクを低減することができます。

《長期投資》

投資信託が組み入れる株式や債券などは市場環境によって日々、価格が変動するものです。従って、投資信託の基準価額も日々、変動します。このため、大きな利益を得ることもありますし、反面、大きな損失を被ることもあります。いつ 、基準価額が高くなり、いつ、基準価額が下落するかは誰にもわかりません。
このような投資信託による運用期間が短いと、基準価額が上がっていく局面がなく、下がっていく局面ばかりになる可能性もありますが、運用期間が長ければ、運用期間が短い場合に比べて、その可能性は低くなり、安定的な収益を確保できる可能性が高くなっています。
なお、商品によって、リスクの大きさや種類、期待できるリターンの大きさは異なります。商品の性格や特徴、リスクなどについては、投資信託説明書(交付目論見書)および契約締結前交付書面でご確認ください。

投資期間別の日本株式(日経平均株価)収益比較

アーティス株式会社が作成(1945年5月~2016年9月)

長野県労働金庫 登録金融機関  関東財務局長(登金)第268号

 

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