長野ろうきん長野県労働金庫 金融機関コード:2966

理事長メッセージ

ごあいさつ

 会員・組合員・ご利用者の皆さまにおかれましては、平素より私ども長野県労働金庫をご利用、お引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。

 当金庫は、先行きが不透明で変化の激しい時代を背景に、事業計画体系及び運用を見直し、「洗い替え」方式による3か年事業計画を2025年度より新たにスタートいたしました。2026年度におきましても、環境変化に対応しながら、連続性と適応性を体現した同計画の達成に向け、たゆまぬ努力を重ねてまいります。

 大きく変容する時代潮流の中、サイバーセキュリティ対策は喫緊の課題であり、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策等の各種金融犯罪の防止が強く求められており、加えて、生成AIの急速な進化による新たなリスクも顕在化しております。さらに、中東情勢をはじめとする不透明な社会情勢や、近年の金利や株価動向など、当金庫の経営に大きな影響を及ぼし得る要素も複数存在しております。こうした状況を踏まえ、各種リスク管理や市場分析を的確に行い、引き続き、会員・組合員の皆さまが安心してご利用いただけるよう、健全経営に努めてまいります。

 本年1月29日には長野県警察本部と「電話でお金詐欺(特殊詐欺)等の被害防止にかかる情報連携協定」を締結いたしました。本協定は被害拡大の防止、捜査への協力体制構築、情報共有を目的としており、今後も会員・組合員の皆さまが、特殊詐欺等の被害に遭うことがないよう、安心・安全な利用環境の実現に向けて取り組んでまいります。あわせて、金融セミナー及び金融教育等を通じ、金融犯罪等から身を守るための金融リテラシー向上に資する取組みについても、引き続き尽力してまいります。

 さて、足元の金融機関を取り巻く情勢は、県内地銀1行体制への移行、キャッシュレス化の進行やインターネット専業銀行の台頭に加え、「金利ある世界」の定着など、私たちがこれまで経験したことがない経営環境を迎えております。このような環境下にあるからこそ、変化し続ける常識や価値観を受け入れ、不断のPDCAに取組みながら、新しいやり方を肯定的に捉え、新たなチャレンジを後押しする「企業風土・文化」へ進化していく必要があります。そのためにも、長野ろうきんが大切にしてきた「ろうきん運動」の原点に立ち返り、会員組織と強力なタッグを組み、役職員一丸となって、「チームろうきん」として愉しみながら活動を展開してまいります。そして、働く仲間の生活と暮らしを支える協同組織の福祉金融機関としての役割を着実に果たし、「100年続く長野ろうきん」への道筋をより確かなものとしてまいります。

 会員・組合員・ご利用者の皆さまにおかれましては、今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2026年6月
理事長 西澤 忠司