長野ろうきん長野県労働金庫 金融機関コード:2966

SDGsと長野ろうきんの取組み

SDGsについて

SDGs

 SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための 2030アジェンダ」に記載された、2016 年から 2030 年までの国際目標であります。このスローガンである「誰一人取り残さない」という基本的思想のもと、とりわけ「貧困と飢餓の撲滅」「質の高い教育」「ジェンダー平等」「雇用」「気候変動対策」などの 17 項目の目標(Goals)と169のターゲットから構成されています。
 また、目標のなかの項目の1つに、全ての人々が必要な金融サービスにアクセスができ、利用できる状況をめざすという「金融包摂」の考え方があります。この考え方は労働金庫の設立経過や理念、ビジョン等と合致するものであります。
 長野ろうきんでは、ろうきん業態で策定した「ろうきん SDGs 行動指針」に基づき、約70年の歴史を有する労金運動を通じ、会員・勤労者の生活向上という使命を追求するとともに、これからも、長野ろうきんに期待される協同組織福祉金融機関としての役割発揮とともにSDGsの達成への取組みが必要とされています。

労働金庫のSDGs取組み方針

 ろうきん業態は、労金協会「第Ⅱ期中期経営計画」において、SDGs における「金融包摂」の考え方等に基づきSDGs達成に向けた取組みが、理念・ビジョンを追求する活動の強化や徹底につながることを目的として、2019年3月において、13金庫及び中央機関が2030年まで掲げられる業態統一の行動指針を設定しています。

ろうきんSDGs行動指針

●〈ろうきん〉は、「理念」とそれを実現するための「ろうきんビジョン」に基づき、勤労者のための非営利の協同組織金融機関として、勤労者の生涯にわたる生活向上のサポートに取組んでいます。〈ろうきん〉は、こうした活動をさらに強化・徹底し、勤労者を取り巻く様々な社会的課題の解決に取組むことを通じて、SDGs の達成をめざします。

●〈ろうきん〉は、勤労者の大切な資金を、勤労者自身の生活向上のための融資や、社会環境等に配慮したESG 投資などに役立てることを通じて、持続可能な社会の実現に資するお金の流れをつくりだしていきます。

●〈ろうきん〉は、労働組合・生活協同組合などの会員や労働者福祉に関わる団体、協同組織・NPO・社会福祉法人・社団・財団などの非営利・協同セクター、自治体などとのネットワークを強化し、連携して地域における福祉・教育・環境・自然災害などの社会的課題の解決に取組んでいきます。

●〈ろうきん〉は、SDGs 達成に向けた様々な取組みやその成果を発信し、〈ろうきん〉を利用することが SDGs推進につながっていくことを会員や勤労者など広く社会に伝えることにより、SDGs 達成に向けた共感の輪を広げていきます。

ろうきんSDGsアクション

長野ろうきんの事業運営とSDGsとの連関性について

 長野ろうきんは、設立以来、ろうきんの理念、ビジョン、中期経営計画等に基づく労金運動の推進を基軸として、はたらく人のお金が、はたらく人、地域の人、地域社会にお役立ていただける「意思あるお金の循環」を実践するため、福祉金融機関としての「事業活動」及び「地域・社会活動」並びに「長野ろうきん役職員の自らの行動(取組み)」を通じ、SDGs の推進につながる事業運営に努めてまいりました。
 これからも、持続可能な社会の実現に資する事業運営を展開し、真摯に取組みを行ってまいります。

事業活動の視点

生活応援運動(労金運動)の実践

長野ろうきんは、SDGs の推進に通じる労金運動の一環として会員推進機構との連携・協働にもとづく生活応援運動を実践しています。
アンケート、金融教育、多重債務支援、セミナー等の開催を通じ、会員・勤労者の生活に関わる課題を共有化し、その解決に向けた取組みを会員とともに実践しています。

貧困をなくそう
飢餓をゼロに
すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
働きがいも経済成長も
パートナーシップで目標を達成しよう
はたらく人のネットワークとの連携・協働

労働団体、福祉事業団体、NPO等の非営利セクターと連携・協働しながら、様々なネットワークを通じた、情報提供、イベント、セミナー等の共催など、すべてのはたらく人とその家族の福祉や暮らしの向上を目的とした各種取組みを実践しています。

貧困をなくそう
すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
パートナーシップで目標を達成しよう
金融仲介機能の実践

良質な金融仲介機能を通じた資産形成に向けた取組みは、長野ろうきんが果たすべき重要な役割とする領域であり、預金商品、低利なローンの提供、国・市町村と提携した融資商品の提供、はたらく女性層への取組みなど、はたらくひとすべての金融や資金ニーズに対応しつつ、資産形成の実現に向け取組んでいます。

貧困をなくそう
質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
働きがいも経済成長も
住み続けられるまちづくりを
パートナーシップで目標を達成しよう
いつでも、だれでも、利用できる金融サービス

ATM手数料キャッシュバックサービスに代表されるように、長野ろうきんは、いつでも、だれでも、アクセスができる金融機関として、おトクに、便利に、利用、活用できる各種のチャネルを通じた金融サービスの提供に努めています。

貧困をなくそう
働きがいも経済成長も
パートナーシップで目標を達成しよう

地域・社会活動の視点

地域・社会活動の取組み(CSR・助成活動)

「意思あるお金の循環」を実践し、その循環の輪の拡大に向けて、本部・営業店は、それぞれの立場において、地域・社会活動(運営委員会自主活動、各種CSR施策、各種団体への助成活動、非営利セクターの支援)などの取組みを実践しています。

貧困をなくそう
飢餓をゼロに
すべての人に健康と福祉を
質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
働きがいも経済成長も
人や国の不平等をなくそう
住み続けられるまちづくりを
パートナーシップで目標を達成しよう
自然災害等に関する取組み

近年、頻発する自然災害等の発生時において、長野ろうきんが担うべき役割及び使命とは、被災者及び被災地域の一日も早い復旧と復興に向け様々な金融的な手段等の提供を行いつつ、すべての被災者の皆さまに寄り添う活動であります。この実践に向けさらに取組んでまいります。

住み続けられるまちづくりを
パートナーシップで目標を達成しよう
環境・気候変動等に関する取組み

本店・営業店における適正な室温設定による省エネルギー活動、夏季から秋季までの軽装期間の設定、環境やひとにやさしい店舗づくり(新店舗やリノベーション)、ペーパーレス会議の設定など、環境や気候変動対策等に配慮した取組みを行っています。

エネルギーをみんなにそしてクリーンに
働きがいも経済成長も
産業と技術革新の基盤をつくろう
つくる責任つかう責任
気候変動に具体的な対策を
パートナーシップで目標を達成しよう
長野ろうきん役職員の取組み

長野ろうきんでは、仕事時間改革を通じたワークライフバランスを重視し、実践するとともに健康経営を維持する取組みを行っています。また、ろうきんの理念や100年続く長野ろうきんビジョンを実践できる人事施策のもと、理念の実現、さらにはSDGs達成に資する人材育成を進めます。

質の高い教育をみんなに
ジェンダー平等を実現しよう
働きがいも経済成長も
人や国の不平等をなくそう
パートナーシップで目標を達成しよう