長野ろうきん長野県労働金庫 金融機関コード:2966

長野ろうきん「こども基金」

1. 名称

長野ろうきん「こども基金」

2. 目的

近年、子どもの貧困率が上昇していることを背景に、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、地域の子どもに関する課題解決(「子どもの健全育成」など)に取組んでいる支援団体(NPO等の非営利団体)と連携し、子育て世帯を支援する取組みを応援する基金となります。

3. 基金概要

ろうきんの各種ローンをご利用いただくことで、今年度中の新規ご融資取引1件につき100円をろうきんが拠出し、その総額を「長野県みらい基金」を通じて支援団体へ寄付いたします。

4.運営団体「長野県みらい基金」について

長野県みらい基金は、
「長野県」の「みらい」を創るために、新しい寄付の形でNPO等公共的活動団体を強くし、社会で役立つ組織にするための法人です。
「長野県みらいベース」は、地域や社会を良くするための活動を広報し、寄付を広く呼びかけるためのウェブサイトです。県の事業として、長野県がウェブサイトを構築し、公益財団法人長野県みらい基金が運用しています。


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長野ろうきん「こども基金」 ろうきん融資利用が身近な子どもの健全育成に繋がるしくみ

2022年度
交付団体からのメッセージ

北アルプス地域子ども応援プラットフォーム

北アルプス地域子ども応援プラットフォームは、「信州こどもカフェ」の普及推進活動として、子どものための居場所運営の支援や、関連する研修を行ってまいりました。その活動が実り、昨年より新たに2団体増え、計12団体となりました。昨年の助成金で作成した「信州こどもカフェ」と書かれたのぼり旗は、管内で活動している団体に喜んで使用していただいています。更に増えた団体分が不足していることもあり、今年度の助成金で追加制作をさせていただこうと考えております。
今後も、プラットフォーム構成員が連携し、子ども等支援団体に寄り添い、活動しやすくなるよう支援の輪を広げてまいりたいと考えております。

松本地域子ども応援プラットフォーム

松本地域子ども応援プラットフォームは、子どもの居場所づくりをはじめ、子どもの支援に取り組む現在80を超える団体・個人が集まり情報提供等を行っています。今回いただきました助成金を活用し、それぞれの取組について情報共有するとともに、更なる連携を図る事を目的として交流会を実施します。
また、各団体が運営していく上で必要な助成金等を上手に獲得していく方法についての研修会の開催も検討しています。このような取組を通し、子ども達への支援活動がより継続的に展開されるよう努めていきたいと考えております。
貴重な支援によって、私たち松本地域子ども応援プラットフォームの活動をより充実できる事に深く感謝しております。

木曽こどもカフェネットワーク

木曽こどもカフェネットワークの発足から、6年目がスタートいたしました。
6/9に「木曽おもちゃ美術館」を会場に全体会・第1回研修会が開催され、代表運営委員の交代、8名の運営委員、構成員54団体の新体制が確立されました。その際、労金様の助成金を活用させていただき、大変助かりました。
3月に、労金様と懇談会(情報交換会)を開催していただき、プラットフォームの活動報告をさせていただきましたが、大変貴重な時間となりありがとうございました。早速、労金福島支店長様よりお声がけいただき、9月に労金様とのコラボ企画の研修会が開催されます。また、他地域のこどもカフェ見学、他プラットフォームとの情報交換会、研修会を活動計画に定めています。

上伊那地域子ども応援プラットフォーム

いつもありがとうございます。
子ども食堂、子どもの居場所は、一時的な盛り上りではなく、持続的な地道な活動でなければなりません。安心安全で子どもが気軽に立ち寄れる安定した場を提供し続けることで、子どもたち一人ひとりを大切に見守り育むことができます。
いただいた助成金は、チラシを作成したり、ホームページを更新したり、地域の方々と学び合うための講演会やスタッフのスキルアップ研修等々有意義に使わせていただきます。

南信州子ども応援プラットフォーム

当団体では、南信州子ども応援プラットフォームとその構成員の活動の周知・広報、及び、信州こどもカフェの推進活動全般を基本の活動としています。
特に、令和2年から毎月1回継続開催している、イオン飯田店におけるフードドライブでは、食品の寄付を募るだけでなく、地球環境高校飯田学習室の生徒の社会体験の他、就労支援を受けている若者の居場所も担っています。寄付を受けた食品は、信州こどもカフェや、地域社会福祉協議会を通じて生活支援に活用していただいているところです。
今年から特にこどもカフェの推進のため、「おためしこどもカフェ」をこども食堂の実行団体のない学校区において開催することを計画しています。 長野ろうきんこども基金の助成金は、この活動の資金として活用させていただく予定です。自由に使うことのできる、この助成金には本当に助けられることが多くありがたく、大切に使わせていただいています。

信州こどもカフェ推進北信地域プラットフォーム

本助成金は圏域の子どもカフェの運営支援や立ち上げ支援のほか、子どもの居場所運営者や居場所づくりに関心を持つ方々を対象としたセミナーの開催、また、長期休業期間中に児童の遊び(場)の提供等による健全育成を目的とした「子ども広場」の支援等に活用させていただきます。

長野地域こどもカフェプラットフォーム

長野地域こどもカフェプラットフォームでは、現在48団体の子ども食堂(こどもカフェ)がこどもの食事提供・学習支援・居場所づくりのため、それぞれの得意とする活動で地域のこどもたちを支えてくださっています。
コロナが落ち着いてきたとはいえ、この3年間で物価高騰により、子ども食堂(こどもカフェ)の運営は大変厳しいものになっています。通常の活動に戻れない団体もあります。
こどもたちの心身にも大きな変化が見られ、その子たちにとってもご家族にとっても、子ども食堂(こどもカフェ)は重要な場所になっています。その居場所をこれからも長く続けていただくために、今回いただきました「長野ろうきんこども基金助成金」を有意義に使わせていただきたいと考えております。
長期休みに合わせてこどもたちが喜ぶものを購入させていただきます。

信州こどもカフェ推進上田地域プラットフォーム

昨年度は助成金を利用しての「協力飲食店での飲食補助券事業」が3回目を迎えることができました。こどもカフェからも「クリスマスのケーキをケーキ屋さんで購入することも躊躇するようなご家庭に、とても喜んでいただけた」と感謝の言葉をいただいております。
また、協力してくださった飲食店様の中からこどもカフェの開催を目指し、長野大学生と動き出してくださっているところもあります。化学反応を引き起こしてくださったこの助成に感謝申し上げます。
今年度は外部イベントへの協力、自主イベントの企画・運営、「こどもカフェの種まき」など計画が目白押しとなりました。助成を継続していただけていることで、安心して活動を計画することができます。

佐久地域こども応援プラットフォーム

こども支援を行っている団体及び、これから行うことを考えている団体の交流会などを通じて、多くのこどもの居場所が確保できるよう活動を行っていきたいと考えています。

諏訪圏域子ども応援プラットフォーム

諏訪圏域子ども応援プラットフォームでは、地域の子ども食堂や居場所が活動を継続するために、食材や物資の寄付等のマッチング、各団体の情報の紹介、研修会や助成情報などの紹介、活動の課題などの共有等を行っています。
事務局の体制を整え、ホームページやSNSなどで団体や地域の家庭に情報が届くようにするために、この長野ろうきんこども基金助成金を活用させていただきます。
家庭もこどももストレスを抱えている中で、子ども食堂や居場所で、親子のほっとする時間が作られています。地域でこどもを見守り、大人もこどもも支え合う優しく楽しい場を作る活動に、寄与することができることに感謝しています。