長野ろうきん「こども基金」
近年、子どもの貧困率が上昇していることを背景に、子どもの将来がその生まれ育った環境によって左右されることのないよう、地域の子どもに関する課題解決(「子どもの健全育成」など)に取組んでいる支援団体(NPO等の非営利団体)と連携し、子育て世帯を支援する取組みを応援する基金となります。
ろうきんの各種ローンをご利用いただくことで、今年度中の新規ご融資取引1件につき100円をろうきんが拠出し、その総額を「長野県みらい基金」を通じて支援団体へ寄付いたします。
長野県みらい基金は、
「長野県」の「みらい」を創るために、新しい寄付の形でNPO等公共的活動団体を強くし、社会で役立つ組織にするための法人です。
「長野県みらいベース」は、地域や社会を良くするための活動を広報し、寄付を広く呼びかけるためのウェブサイトです。県の事業として、長野県がウェブサイトを構築し、公益財団法人長野県みらい基金が運用しています。
2024年7月
2023年度長野ろうきん「こども基金」として、754,800円(1団体あたり75,480円)を交付いたしましたのでご報告させていただきます。
また、今年度につきましては、景品交換制度「貯まるTHEポイント」*1 において、社会貢献コースにご応募いただいたポイント分の内938,150円(1団体あたり93,815円)を交付いたしましたのでご報告させていただきます。
ご支援いただきました皆さまへご報告させていただくとともに、心より御礼申し上げます。
長野ろうきんは今後もこどもたちの健やかな成長につながる支援に継続して取組んでまいります。
北アルプス地域子ども応援プラットフォームは、「信州こどもカフェ」の普及推進活動として、子どもの居場所運営の支援や、広報活動を行なってまいりました。現在地域の信州こどもカフェは12団体となっています。
今年度は研修会の開催や、お試しこどもカフェの運営など、積極的な活動を中心に助成金を使わせていただきたいと考えております。また、リーフレットや、のぼり旗の作成など、広報活動の支援にも使わせていただきます。
県の進める小学校区に1つのこどもカフェの開設を目標に、今後も、プラットフォームの構成員が連携し、こどもカフェ等の支援団体に寄り添い、活動しやすくなるよう支援の輪を広げてまいりたいと考えております。
この度、再び助成金を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。
松本地域子ども応援プラットフォームは、子どもの居場所づくりをはじめ、子どもの支援に取り組む(現在93を超える)団体・個人が集まり、各団体が活動していくためのサポートを行っています。
今回いただいた助成金を活用し、地域の子どもたちが直面する多様な問題に対して適切に支援するために、“どのような方向けに、どのような課題を解決する”団体であるのか、構成員の活動内容をわかりやすく“見える化”する準備を進めます。
この“見える化”したものを今年度から来年度にかけてホームページに公開していきます。助成金は、このホームページの構築や情報整理に必要な費用として大切に使わせていただきます。
木曽独自の地域資源を活かした地道な「こどもカフェ」構築のため、プラットフォーム構成員に向けた全体会、研修会、また運営委員会開催のための講師謝礼、交通費、事務用品等に充てさせていただきます。
毎年、長野ろうきん「こども基金」の助成金をありがとうございます。
私たちのネットワークは、それぞれの団体・グループも手弁当で子ども食堂を開催しているため、更に横のつながりを作っていくために割ける時間とマンパワーが足りない中で活動しています。その上、資金不足となると本当にできることが限られてしまいます。
しかし、「こども基金」の助成金をいただくことで、ネットワークを充実させるためのしくみ作りや、子ども・若者を取りまく社会について理解を深め、地域ぐるみで子どもを育むための学び合える場を創ることができます。今年度も、上伊那各地で学習会を開催予定です。
皆様からいただいた大切な助成金ですので有意義に活用させていただきます。
助成金をいただきありがとうございます。
使い道を指定されない助成金は、大変重宝しています。
南信州子ども応援プラットフォームでは、フードドライブを実施し、信州こどもカフェで活用することで、こども食堂の実行団体の負担を少しでも減らすこと、フードドライブやイベントのスタッフに、就労支援事業所や養護施設の学生に有償ボランティアとして参加を依頼することを通し、微力ながら地域の「食」と「職」の循環、居場所としての「場」の提供に尽力しています。
今回の寄付金の使い道としては、新規こどもカフェの開設支援助成金・こども食堂の周知のための「おためしこどもカフェ」の開催費用、有償ボランティアの謝金の他、冷凍食品の保管費用の予算として活用させていただく予定です。
今後ともご支援をよろしくお願いします。
本助成金は圏域の子どもカフェの運営支援や立ち上げ支援のほか、子どもの居場所運営者や居場所づくりに関心を持つ方々を対象としたセミナーの開催などに活用させていただきます。
毎年、大きなご厚意をいただき、誠にありがとうございます。また今回は追加のご寄付をいただき、心より御礼申し上げます。
当プラットフォームは、5月1日現在50の団体が参加しており、それぞれ地域やこどもたちの実情に即した活動を行っております。本来であれば貴金庫から頂戴したご寄付を均等に団体に助成し、各々の活動を深めてもらいたいところではありますが、団体数が多いため困難です。
そこで今年度は世話人会(理事会)で助成金の使途について何度か諮り、課題を抱えたこどもたちやその家庭が一番大変であろう長期休み(夏休み)に向けて、積極的に支援を行う団体に助成させていただくこととなりました。具体的には当プラットフォーム独自の助成金案を組み立て、団体より申請をうける形といたしました。現在、審査を行っており、7月末までには助成決定団体に支払いをする予定です。
本助成金は、貴金庫の日々のご努力の積み重ねからのものだと存じております。そのご努力を無駄にしないよう、こどもたちのために適切な使途を行うように努めてまいります。
令和5年度は、この助成金を活用させていただき、上田地域プラットフォーム主催によるイベントを開催することができました。
令和6年2月に上田市交流文化芸術センター小ホールにおいて、「こども遊びコーナー」の設置、ドキュメンタリー映画『ゆめパのじかん』の上映会、山ノ内町教育長の竹内延彦氏による講演会等を実施したところ、お子さんやその保護者の方など多くの皆様にご参加いただきました。
また、参加者の方にご回答いただいたアンケートにおいても高い評価をいただくことができました。
このイベントの開催により、多くの方に上田地域のこどもカフェの周知を図ることができましたとともに、より身近にこどもカフェを感じていただく良い機会となったと感じております。上田地域プラットフォームの活動をより推進するきっかけとなりましたこの助成に感謝いたしております。
令和6年度事業としましては、令和5年度に開催し、大きな成果を上げることができました主催イベントを引き続き開催することにより、「こどもカフェ」の活動をさらに盛り上げたいと考えております。
本年度は、令和7年2月9日(土)に上田市交流文化芸術センター・サントミューゼ小ホールにおいて主催イベントの開催を計画しております。
内容につきましては、昨年度もご好評をいただいた「映画上映会」を予定しておりますほか、こどもたちが楽しめる「音楽イベント」を企画しております。音楽家の方々をお招きして、聴くだけではない、体験できるといった様々な音楽の楽しみ方を提供する機会にしたいと考えております。この主催イベントの開催のほかでは、外部のイベントへの協力、「こどもカフェ」の取組を理解していただくための事業等の実施も計画しております。
また、学校や地域のセンター等を通じて、児童の皆さんにお配りしている「こどもカフェ情報カード」を最新の情報に更新し、配布する予定としております。
上田地域のお子さんやその保護者の皆様にこどもたちが安心して過ごすことのできる居場所である「こどもカフェ」の情報を提供することにより、こどもの未来を応援する取り組みをさらに推進していきたいと思います。
「こどもカフェ情報カード」の作成には、これまでも「こども基金助成金」を活用させていただいております。長野労金様のご支援によりまして、こうした地道な取り組みを継続して行うことができております。
今後も引き続きご支援のほどお願い申し上げます。
子ども支援を行っている団体及びこれから行うことを考えている団体の交流会などを通じて、多くの子どもの居場所が確保できるよう活動を行っていきたいと考えています。
諏訪圏域では、長年活動している居場所から、新たに活動を始める団体まで、多くの地域住民の方が、子どもの育ちを支える活動を行っています。
各団体の活動を支援し、ネットワークを構築するために、研修や食材の配布等を行っていますが、事務局体制の充実のために助成金を活用させていただきます。
子どもや家庭を取り巻く状況は、ますます多様化し、深刻化が進んでいます。少子化が問題視されていますが、子どもや家庭への支援はまだまだ不足しており、地域住民の主体的な活動に支えられています。そうした活動を継続するには、様々な関係機関が連携していくことが重要です。当団体はひと・もの・ことをつなぐ役割を担い、今後も活動していきます。
*1 景品交換制度「貯まるTHEポイント」社会貢献コースについて
景品交換制度「貯まるTHEポイント」とは、お客さまの預金増加額、預金残高、ローンご利用等に対するポイントを付与し、ポイント数に応じてお好きな景品と交換できる制度です。社会貢献コースは、本制度において社会貢献コースへの利用としてご応募いただいたポイントを集計し、NPO団体やボランティア団体の活動支援のために活用させていただくものです。
なお、景品交換制度「貯まるTHEポイント」は2023年1月31日をもちまして終了させていただきました。
終了に伴い社会貢献コースへご応募いただいたポイント数は197,526ポイントとなり円換算額は4,938,150円となります。400万円分については、2023年度~2025年度の「安心社会づくり助成金」*2の原資として使用させていただく予定です。
*2 「安心社会づくり助成金」とは
働く人の生活を守り向上させることを目的に設立した助成金制度で、ろうきん理念に基づき、社会が抱える様々な課題の克服に向けて、地域で主体的に活動するNPO・ボランティア団体の活動を支援することを目的としています。助成金は公益財団法人長野県みらい基金を通じて募集・審査・助成が行われます。
「安心社会づくり助成金」の詳細はこちらをご確認ください。